デジタル・イノベーション事業戦略立案支援

Digital Innovation Strategy

Digital Innovation Strategy

デジタル・イノベーション事業戦略立案支援

デジタル化や様々なテクノロジーの誕生に伴うグローバルビジネス環境の変化に対応し、企業が競争力を確保し、さらに成長していくためのデジタル戦略立案を支援します。

デジタル時代の到来に伴い、インダストリーを超えたグローバル競争が激化しつつあります。綿密な中期経営計画を立て、半期ごとに丁寧に業績評価する世界観から、目まぐるしく変わる世界の不確実性の中で、最短で新規事業を立ち上げ、スピーディにPlan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)しながら、製品・サービス開発、マーケティングを行い、リアルタイムで投資判断をする形にシフトしています。

このようなデジタルの波の中で、産業/サービス/製品の特性や最先端のグローバル市場動向なども考慮しつつ、徹底的にカスタマイズした実現性のあるデジタル戦略策定支援を提供します。

1. デジタル新規事業開発支援

人工知能(AI)やIoT(Internet of Things)といったテクノロジーは製品・サービスに変革をもたらし、ビックデータを用いたデータアナリティクスは、新たなトレンド、クリエイティブなアプローチ、そしてこれからの時代に有用なテクノロジーのイノベーションを創出します。

市場分析、グローバルベンチマーキング、ソリューション開発や商品化などのフェーズにおけるデータや学術エビデンスに基づいた戦略アドバイザリーなど、アメリカ最先端のトレンドなども考慮しつつ、企業のデジタル型新規事業開発を支援します。

2. デジタルパートナー戦略策定支援

人工知能(AI)、IoT(Internet of Things)、ブロックチェーン、RPA(Robotic Process Automation)仮想現実(VR)・拡張現実(AR)、センサー技術、クラウド、ビッグデータ等、様々なデジタルテクノロジーの誕生とともに、産業の境界が曖昧になりつつあり、既存の産業の破壊や融合が、今後も急速に進んでいくものと思われます。

このようなデジタル時代の大きな動きの中で、産業や国の垣根を超えて、戦略的なパートナーシップを提携していくことで、前述のデジタル新規事業構築が大きく加速するケースが多々あります。

デジタル時代の企業の新たな成長を後押しするために、パートナーシップ戦略策定、パートナー選定、提携先との交渉、ビジネスモデルの構築、営業活動支援、事業運営のモニタリング・改善などを支援します。

3. デジタルトランスフォーメーション(DX)戦略立案支援

DXは、組織横断、機能横断で全社レベルで取り組み、企業の組織、文化からビジネスモデルまでをも変革する包括的な改革です。これを成功させるためには、企業のトップマネジメントのイニシアティブの下、一貫したビジョンに基づくDX戦略を構築し、企業内のあらゆる階層の関係者と共通認識を持つことが必要です。

戦略に基づいて達成すべき中長期のゴールや具体的なパフォーマンス指標を明確化など、DX戦略の策定をチームと一丸となって支援します。

DXの大まかなフレームワーク

マッキンゼーの調査(*McKinsey & Company; The ‘how’ of transformation2016)によると、大規模な変革プログラムの70%が失敗しています。よくある落とし穴は、文化の変化への抵抗、リーダーシップの欠如、部門間のコラボレーションの欠如です。

以下にあげられるようなフレームワークは、成功へのロードマップを示すことにより、組織がこれらの落とし穴を回避するのに役立ちます。

組織全体のアプローチを提供し、従業員とトップマネジメントが目まぐるしく進化するビジネス環境の中で、目標からの逸脱を防ぐ役割もあります。

*1 参考:https://www.mckinsey.com/industries/retail/our-insights/the-how-of-transformation

DXの大まかなフレームワーク

)Identify:DX目標設定

ビジネスの業界、規模、市場シェアなどに応じて、さまざまなデジタルトランスフォーメーションの目標を設定または優先順位を付けることができます。企業の特性に基づいて、考えられる各目標については以下のようなものがあります。

  • 製品やサービスのデジタル化
  • プロセスの最適化
  • 新しいビジネスモデルの構築

2 )Formulate:DX戦略策定

DX目標の設定後、それらの目標を達成するためのステップを計画します。 

DXプロジェクトは、組織のデジタル成熟度によって、次のステップが決定します。 

IMBによると、以下のようにDXを達成するために選択できる3つのPathsがあり、企業にとって最適なPathは、デジタルの成熟度、目的、業界、および企業の競争力によって異なります。

DX達成への3つのPaths
Source: Digital transformation – Creating new business models where digital meets physical, IBM Institute for Business Value, 2011

①Path  1
最初にデジタルオペレーションを創造し、統合。次に、新しいプロセスに基づいて顧客の価値提案を強化。

例えば、B2B製造、鉱業、政府・公的機関など、顧客の期待がより控えめで、製品が物理的な資産または確立されたサービスのいずれかである業界では、組織の運営方法を変更することがデジタルトランスフォーメーションに最も適した戦略となる。

一部の操作とプロセスを自動化することで、より付加価値の高いタスクに従業員の焦点を移すとともに、コストを削減できる。

②Path 2
デジタルコンテンツ、洞察、エンゲージメントにより、顧客への価値提供を改善。次に、デジタルオペレーションの統合に焦点を当てる。

例えば、以下のような答えに、DXのヒントが内包されている。

顧客のニーズにより良く応えるために何ができるか?

  • 顧客からのフィードバックを収集する
  • 顧客との感情的な関わり
  • パーソナライズされた製品とサービス
  • サービス提供速度を改善する等

例えば、オンラインおよびモバイルデバイスを介して新しい収益ベースのサービスを提供できる業界(e.g.金融サービス、保険、小売、ヘルスケアなど)は、顧客に提案する価値の向上に焦点を当てる必要がある。

③Path  3
変革された顧客への価値提供と決まり切った運用モデルを中心に、新しい一連のケイパビリティを構築する。

十分なリソースがあり、両方の目的が同等に重要である場合は、運用の変革と顧客の価値提案を同時に取り組んでいくことができる。

3)Tech Selection:DXテクノロジー選定

DX戦略策定と並行して、最適なテクノロジーを決定する必要があります。テクノロジーの選択は、ユースケースによって異なります。

選択した戦略パスに基づいて使用できる特定のテクノロジーのトレンドは以下の通りです。

デジタル処理を統合後、新しいプロセスに基づいて顧客の価値提案を強化する場合

  • RPA
  • デジタルツイン
  • IoT
  • スマートコントラクト
  • プロセスマイニング
  • タスクマイニング
  • 分析
  • 予知保全等

デジタルコンテンツ、洞察、エンゲージメントにより、顧客の価値提案を改善し、次に、デジタルオペレーションの統合に焦点を当てる場合

  • カスタマーインテリジェンス
  • パーソナライズエンジン
  • レコメンデーションエンジン
  • オムニチャネル
  • チャットボット等

参考: AI Multiple

4)DXリーダーシップ&管理体制の構築

企業の87%*は、デジタルが業界を混乱させると考えていますが、87%は、適切なリーダーシップがないことを認めています。DXの成功は、技術力だけでなくリーダーシップにも依存します。DXリーダーシップは、次のステップで説明するデジタル文化の統合を容易にします。

長期計画を策定する時代から、迅速で低コストのテストを繰り返し実施し、組織としてリアルタイムに学習しつつ、迅速な意思決定と行動への繋げる強力なリーダーシップが、DXの成功の鍵を握ります。

*出典:デロイトUK

5) 社内トレーニングなどを通したデジタル文化の構築と定着化

デジタル文化は、リーダーがリスクを冒し、早く失敗し、学ぶことを奨励しながら、すべての従業員がイノベーションについてリーダーとコミュニケーションを取り、話し合うことができる環境で培われます。 

デジタル文化には、テスト運用、コラボレーション、従業員のコミットメント、トレーニングなどが含まれます。

デジタル文化を確立することは難しく、社内の強力なリーダーシップが必要ですが、トレーニングの構築は比較的容易にでき、国内外の様々なパートナーやツールにを活用したり、企業独自のトレーニングを、試行錯誤を繰り返して熟成していくこともできます。

参考:DXの成功要因

DX推進にあたっては、トップマネジメントのリーダーシップをはじめ、以下のような要因が必須になります。組織としてのデジタル経験の構築、デジタル人材と企業文化の構築も同時並行で推進していくことが、重要です。

リーダーシップと企業のデジタル文化

リーダーシップと企業のデジタル文

組織のリーダーシップと文化は、デジタル変革を成功させるためにまず必要な最重要要素です。まず、トップやマネジメント層が、DXの重要性とインパクトを十分に理解し、組織をリードしていく必要があります。

CICでは、グローバルの市場トレンドや業界のベストプラクティスに基づいて、組織のリーダーに必要な情報(事例・データなど)やアドバイスを柔軟に提供します。

従業員のコミットメント

当然のことながら、現場の第一線の従業員がプロセスにコミットすることで、デジタルの卓越性を推進できます。特に、現場の各部署・チームの「変革に向けたReform Champion」を内部で選抜し、組織横断的にプロジェクトを推進することで、DXを加速化できます。

バリューチェーン、パートナー、トレン

組織の文脈にあった業界のデジタルトレンドを深く理解し、最適なパートナーやサプライヤーを見つけ、協業することで、組織は重要なプロセスの変革やそのインパクト創出を最大化することができます。

新しいテクノロジーの活用

デジタル変革にとって重要なのは、現在利用可能な新しいテクノロジーを実装して最適に利用し、事業運営とパフォーマンスを改善する能力です。

ビジネスインテリジェンスとデータサイエン

自動化とデジタル化によってプロセス、顧客、サービスに関する有用な情報が生成され始めると、そのデータを使用して意思決定を通知およびガイドすることが、継続的な改善プロセスの次のステップになります。

デジタル戦略の事例紹介

以下が近年対応したデジタル戦略関連の企業ニーズの例です。

(守秘義務の観点より、内容を一般化してあります)

  • 既存の製品やサービスの強みを生かしつつ、最先端のデジタル・イノベーションを取り入れて事業を強化・拡大したい。
  • 市場のシーズを開拓し、既存の製品やサービスの強みを生かした、革新的なデジタル製品やサービスを生み出したい。
  • デジタルトランスフォーメーションによって、既存の業務プロセスや仕組みを最適化したい。
  • 最先端のデジタル技術(AIや機械学習など)を取り入れ、業界に新しい価値提供をし、新規市場を開拓したい。
  • ポストコロナ時代を見据えて、市場のニーズにマッチしたデジタル製品やサービスを提供したい。
  • 業界の垣根を超えて、国内外のスタートアップと提携(もしくは買収)し、グローバルにデジタル戦略・事業を展開したい。